自作キッチンラックの改良遍歴★夫のDIYシリーズ
こんにちわ。
naopionです。
今日は夫のDIYシリーズ、自作ラックの改良についての投稿です。
ご参考になるかはわかりませんが、とりあえず我が家のDIY記録として。
ラックは最初この1台のみ。記念すべき第一号です!
懐かしい。。
<PRポイントはヌメ革のハンギングチェーン>
経年変化を楽しむため、ヌメ革をチョイス。
ここにシェラカップをかけるのが当時は斬新?で、outingほか、インスタで何度かリポストされて喜んでいたものです(笑)
また、サイドにはホットサンドメーカーや鍋フタなどをぶら下げることが出来るように、輪っかもつけています。
これらのアイディアは夫のオリジナルで、(ラックの構造はオリジナルではないですが)
コーナンラックのカスタムでも同様のカスタムをしていました。
<問題点は強度と色>
しかし、この初期モデルの最大の問題点は強度でした。
天板が2×6で2枚と分厚くて重いので、天板に対して支柱となっている足が細く、
また、木ネジで留めただけの構造では、使っているうちにグラグラしてきたのです。
そして、色も微妙です。いかにも買ってきた板をただ組み上げたDIY感がすごくて、
無垢の木のまんまで全く味気がないです。
色白過ぎてちょっと恥ずかしい?感じです^^;
ただ、この頃は製作するのが精一杯で色づけまで手が回ってませんでした。
私は塗装して欲しかったけれども、当時の私は色を塗ることすらやらなかったので(怠慢)、夫が面倒くさいからやらないという時点で諦めていました。
当時夫は木工製作が初めてだったのと、自宅の作業スペースが狭いベランダに限られていたので、そのスペースでできる作業ということで色々とやれることが限定されていました。
まぁホームセンターで作業スペースを借りたりすることもできなくはなかったのですが。
そして初期モデルの強度の問題を改良したのがこちらの2ndモデルになります。
足を太くして、シンプソン金具で固定し、厚みのある天板を支えるのに十分な強度になりました。
腕のいい職人ですと(笑)このような金具は使わないそうなのですが、素人がやるのは時間もかかるのでこの金具を使用。
しかしその反面また問題点が。
足が太くなったことで重くなり、組み立てがしづらくなりました。
そしてしっかりしている分、一度天板をはめ込んで組み立ててしまうと、移動するのが一苦労。
例えば雨が降ってきたり、防犯上幕の中に閉まったり、何かと設営後に移動させたくなることもありますよね。
使い勝手という面が今度は問題となりました。
あと、この時、金具のシルバーを、ハンギングチェーンを停めているビスと同じ真鍮色にしてほしいと要望しましたが、
無理だと却下されまして・・・
黒なら出来ると言われて塗装してもらったのですが、逆に黒の方が目立ちすぎて微妙な感じにww
そして・・・
結果的にまたシルバーに戻しました。
(黒くしてほしいとお願いしたのは私なのに酷いww)
まぁ、そもそも金具がついていない仕様ならこんな問題も起きないのですけど(鬼)
そしていよいよ。
現状版となるわけですが・・・
最初は構造そのものをすべて見直して、一から作り直してしまうか、既成品を買ってしまうか?と夫から提案が。
しかし、私がいいなと思っていた構造のラックを提案すると、
「最近みんなそれだから嫌だ、同じもの作るならDIYの意味がない。それなら他人が作ったやつ買えば」
と大反対されてしまい(汗)、
現状の基本構造はそのままに、改良をしてもらうことにしました。
私が自分で何もできないので、やってもらっている以上、職人の意思を尊重しないわけにはいきません^^;
自分の希望が叶わずちょっとさみしい気持ちになり、あまり期待してなかったのですが(これまた酷い^^;)
結果的に、そこそこオリジナリティーのある構造でありながら、組み立ても移動も楽なものが完成したのです!
ついでに右側の低いラックも追加製作しました。
この現状の3rdモデルのポイントは、これまでの問題点をすべてクリアしたことです。
・脚の上に天板をはめるだけの簡単構造(これまでは間に差し込まないといけなかったので私一人だとすんなり設置できなかった)
・天板を差し込む構造を変えたことで、天板の有効面積が増えた。これがかなり嬉しい!
・上下の天板ともに裏側にストッパーがついていて、位置決めも簡単、移動もラクラク。
・色付けして雰囲気良く。
(塗装はようやく私も手伝いまして、作業時間短縮。私の人生初の電動工具はサンダーでした^^;)
そして、
更に使い勝手が良くなったのが、新たに要望してつけてもらった中段の浅い棚。
この段にはカッティングボードや鍋敷きなど薄べったいものを置くのにとても便利です。メスティンを置くのにもぴったりなんです。
また、こうして上にクロスをかけて、見える部分は見せる収納として、見せたくない部分にはジップロックなど生活感あふれるものを収納しています。
ヌメ革のハンギングチェーンは、この中段の棚ができたことで中央部分は使わなくなってしまいましたが、
両サイドの部分は活用されていて、S字フックを掛けて鍋つかみやティッシュケースをぶら下げるのに役立っています。
初期モデルから3回目の改良で、ようやくほぼ思い通りのものへと仕上がりました。
経年変化したヌメ皮は、塗装したラックとの相性も抜群です。
BEFORE
AFTER
あと、細かいところでは、
真鍮のビスを1点留めから3点留めに変更して、シェラカップを下げたときに安定するようになりました。
BEFORE
AFTER
実は低いラックもプチ改修しています。天板が短かくてバスケットがはみ出していたので、長くしました。
BEFORE
AFTER
どうでしょう?
使い勝手はもちろん、見た目もかなり改良されて良い感じになったのではないかなと。
ただ、私としてはやはりこの金具をなくしてオールウッドにしたいので、4thバージョンはそれをお願いしようと思っています(笑)
そろそろそれを作れるくらいは腕が上がってきた(自称)みたいなので^^;
あと色も私の今回のチョイスした色が微妙で、もう少し濃い色にそのタイミングで塗り直したいと思っています。
不思議なもので、今回は自分もちょっとだけ手伝ったことで、これまで以上に愛着が湧いてきました(笑)
これからも改良を重ね、削ったり塗り直したり、補修しながら、
そして夫に感謝しながら(←これが一番大事ですね^^;)
このラックを大事に使っていきたいと思います。
naopionです。
今日は夫のDIYシリーズ、自作ラックの改良についての投稿です。
ご参考になるかはわかりませんが、とりあえず我が家のDIY記録として。
1.初期モデルのお気に入りポイントと問題点
ラックは最初この1台のみ。記念すべき第一号です!
懐かしい。。
<PRポイントはヌメ革のハンギングチェーン>
経年変化を楽しむため、ヌメ革をチョイス。
ここにシェラカップをかけるのが当時は斬新?で、outingほか、インスタで何度かリポストされて喜んでいたものです(笑)
また、サイドにはホットサンドメーカーや鍋フタなどをぶら下げることが出来るように、輪っかもつけています。
これらのアイディアは夫のオリジナルで、(ラックの構造はオリジナルではないですが)
コーナンラックのカスタムでも同様のカスタムをしていました。
<問題点は強度と色>
しかし、この初期モデルの最大の問題点は強度でした。
天板が2×6で2枚と分厚くて重いので、天板に対して支柱となっている足が細く、
また、木ネジで留めただけの構造では、使っているうちにグラグラしてきたのです。
そして、色も微妙です。いかにも買ってきた板をただ組み上げたDIY感がすごくて、
無垢の木のまんまで全く味気がないです。
色白過ぎてちょっと恥ずかしい?感じです^^;
ただ、この頃は製作するのが精一杯で色づけまで手が回ってませんでした。
私は塗装して欲しかったけれども、当時の私は色を塗ることすらやらなかったので(怠慢)、夫が面倒くさいからやらないという時点で諦めていました。
当時夫は木工製作が初めてだったのと、自宅の作業スペースが狭いベランダに限られていたので、そのスペースでできる作業ということで色々とやれることが限定されていました。
まぁホームセンターで作業スペースを借りたりすることもできなくはなかったのですが。
2.2ndモデルの改良ポイントと新たなる問題点
そして初期モデルの強度の問題を改良したのがこちらの2ndモデルになります。
足を太くして、シンプソン金具で固定し、厚みのある天板を支えるのに十分な強度になりました。
腕のいい職人ですと(笑)このような金具は使わないそうなのですが、素人がやるのは時間もかかるのでこの金具を使用。
しかしその反面また問題点が。
足が太くなったことで重くなり、組み立てがしづらくなりました。
そしてしっかりしている分、一度天板をはめ込んで組み立ててしまうと、移動するのが一苦労。
例えば雨が降ってきたり、防犯上幕の中に閉まったり、何かと設営後に移動させたくなることもありますよね。
使い勝手という面が今度は問題となりました。
あと、この時、金具のシルバーを、ハンギングチェーンを停めているビスと同じ真鍮色にしてほしいと要望しましたが、
無理だと却下されまして・・・
黒なら出来ると言われて塗装してもらったのですが、逆に黒の方が目立ちすぎて微妙な感じにww
そして・・・
結果的にまたシルバーに戻しました。
(黒くしてほしいとお願いしたのは私なのに酷いww)
まぁ、そもそも金具がついていない仕様ならこんな問題も起きないのですけど(鬼)
3.3rdモデルの改良ポイント
そしていよいよ。
現状版となるわけですが・・・
最初は構造そのものをすべて見直して、一から作り直してしまうか、既成品を買ってしまうか?と夫から提案が。
しかし、私がいいなと思っていた構造のラックを提案すると、
「最近みんなそれだから嫌だ、同じもの作るならDIYの意味がない。それなら他人が作ったやつ買えば」
と大反対されてしまい(汗)、
現状の基本構造はそのままに、改良をしてもらうことにしました。
私が自分で何もできないので、やってもらっている以上、職人の意思を尊重しないわけにはいきません^^;
自分の希望が叶わずちょっとさみしい気持ちになり、あまり期待してなかったのですが(これまた酷い^^;)
結果的に、そこそこオリジナリティーのある構造でありながら、組み立ても移動も楽なものが完成したのです!
ついでに右側の低いラックも追加製作しました。
この現状の3rdモデルのポイントは、これまでの問題点をすべてクリアしたことです。
・脚の上に天板をはめるだけの簡単構造(これまでは間に差し込まないといけなかったので私一人だとすんなり設置できなかった)
・天板を差し込む構造を変えたことで、天板の有効面積が増えた。これがかなり嬉しい!
・上下の天板ともに裏側にストッパーがついていて、位置決めも簡単、移動もラクラク。
・色付けして雰囲気良く。
(塗装はようやく私も手伝いまして、作業時間短縮。私の人生初の電動工具はサンダーでした^^;)
そして、
更に使い勝手が良くなったのが、新たに要望してつけてもらった中段の浅い棚。
この段にはカッティングボードや鍋敷きなど薄べったいものを置くのにとても便利です。メスティンを置くのにもぴったりなんです。
また、こうして上にクロスをかけて、見える部分は見せる収納として、見せたくない部分にはジップロックなど生活感あふれるものを収納しています。
ヌメ革のハンギングチェーンは、この中段の棚ができたことで中央部分は使わなくなってしまいましたが、
両サイドの部分は活用されていて、S字フックを掛けて鍋つかみやティッシュケースをぶら下げるのに役立っています。
ビフォー・アフター、そしてこれからも
初期モデルから3回目の改良で、ようやくほぼ思い通りのものへと仕上がりました。
経年変化したヌメ皮は、塗装したラックとの相性も抜群です。
BEFORE
AFTER
あと、細かいところでは、
真鍮のビスを1点留めから3点留めに変更して、シェラカップを下げたときに安定するようになりました。
BEFORE
AFTER
実は低いラックもプチ改修しています。天板が短かくてバスケットがはみ出していたので、長くしました。
BEFORE
AFTER
どうでしょう?
使い勝手はもちろん、見た目もかなり改良されて良い感じになったのではないかなと。
ただ、私としてはやはりこの金具をなくしてオールウッドにしたいので、4thバージョンはそれをお願いしようと思っています(笑)
そろそろそれを作れるくらいは腕が上がってきた(自称)みたいなので^^;
あと色も私の今回のチョイスした色が微妙で、もう少し濃い色にそのタイミングで塗り直したいと思っています。
不思議なもので、今回は自分もちょっとだけ手伝ったことで、これまで以上に愛着が湧いてきました(笑)
これからも改良を重ね、削ったり塗り直したり、補修しながら、
そして夫に感謝しながら(←これが一番大事ですね^^;)
このラックを大事に使っていきたいと思います。
ブログランキング参加しています。
鉄骨テントプチカスタム <カーテン付け替え編>
スノーピークのTAKEチェアにカビ発生!!帆布素材チェアのカビ取りについて
ランタンケースを自作しました★夫の自作シリーズ
焚き火だけじゃない。ラックとしても優秀な男前ギア。アイアンクラフトのizanami half (イザナミハーフ)
テーブルウエアはウッド調でまとめたい!プチプラ可愛い切り株コースターと自然な風合いのカトラリー
イグルーからの卒業。シンプル可愛い☆オリーブオイルサーバーをウォータージャグに。
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テーブルウエアはウッド調でまとめたい!プチプラ可愛い切り株コースターと自然な風合いのカトラリー
イグルーからの卒業。シンプル可愛い☆オリーブオイルサーバーをウォータージャグに。
コメント
塗装の効果は絶大ですね
確かに今1stモデルを拝見すると、ちょっと物足りない感じがありますね(笑)
しかし、おしゃれの道は一日にして成らずですな〜
よくよく見ると、コベアもカスタム品なんですね
そうそう、最新作の天板はどうやって留まっているのか?
全然わかりませんでした。
これは結構すごいアイデアなのでは?(旦那さんの(笑))
確かに今1stモデルを拝見すると、ちょっと物足りない感じがありますね(笑)
しかし、おしゃれの道は一日にして成らずですな〜
よくよく見ると、コベアもカスタム品なんですね
そうそう、最新作の天板はどうやって留まっているのか?
全然わかりませんでした。
これは結構すごいアイデアなのでは?(旦那さんの(笑))
しくさん
ギミックは基本的には同じなんですが、
天板側じゃなくて、
下段側が支柱になってます。
上から下に移動してます。
なので、実は多少強度は2ndよりは弱いのですが、安定はしてます。
色は雰囲気変えるには簡単で手っ取り早いですね。
カスタムのコベアお気に入りです。
ギミックは基本的には同じなんですが、
天板側じゃなくて、
下段側が支柱になってます。
上から下に移動してます。
なので、実は多少強度は2ndよりは弱いのですが、安定はしてます。
色は雰囲気変えるには簡単で手っ取り早いですね。
カスタムのコベアお気に入りです。
こんばんは〜
最近DIYはすっかりご無沙汰してますが、金具なしってことは、組み木でやるのかな。実は私も一時構想してました。
この形式の棚は、最上段の棚のデッドスペースをなんとかしたい!ってことに行き着きますよね〜
しっかり、ユーザーニーズに対応された旦那様、ホントお見事です(笑)
最近DIYはすっかりご無沙汰してますが、金具なしってことは、組み木でやるのかな。実は私も一時構想してました。
この形式の棚は、最上段の棚のデッドスペースをなんとかしたい!ってことに行き着きますよね〜
しっかり、ユーザーニーズに対応された旦那様、ホントお見事です(笑)
こんばんは~
うちも1stタイプのテーブル使ってましたw。
やっぱり天板の上にくる棒が気になって、結局、別のタイプに変えちゃいましたよ。
3rdタイプなら全然ありですね!
オリジナルギアは愛着がわきますよねw
旦那さんの
>「最近みんなそれだから嫌だ、同じもの作るならDIYの意味がない。それなら他人が作ったやつ買えば」
わかるなぁw。
オリジナリティ出したくなるんですよね~
自分は無駄にそんなのばっかりですw。
※ボツも沢山w。
うちも1stタイプのテーブル使ってましたw。
やっぱり天板の上にくる棒が気になって、結局、別のタイプに変えちゃいましたよ。
3rdタイプなら全然ありですね!
オリジナルギアは愛着がわきますよねw
旦那さんの
>「最近みんなそれだから嫌だ、同じもの作るならDIYの意味がない。それなら他人が作ったやつ買えば」
わかるなぁw。
オリジナリティ出したくなるんですよね~
自分は無駄にそんなのばっかりですw。
※ボツも沢山w。
Egnathさん
Egnathさんはこだわるととことん突き詰めるタイプですよね?
写真、星座、DIY、コーヒー、、、
引き換えウチは、結構飽きっぽく、すぐに妥協したがるので、ユーザのワガママな希望が、職人の腕を磨くのに役立ってると思ってます笑
Egnathさんはこだわるととことん突き詰めるタイプですよね?
写真、星座、DIY、コーヒー、、、
引き換えウチは、結構飽きっぽく、すぐに妥協したがるので、ユーザのワガママな希望が、職人の腕を磨くのに役立ってると思ってます笑
taku-cさん
やっぱりこのデザインやってる人が少ないのは、天板のところが使いづらいからですよねー。
そう、有効スペースが増えたことで、このタイプでも良かった、むしろ良く見かけるタイプより下段のデッドスペースもないのが良いかなあと思います。
DIYはオリジナリティ出したいからなんですよね〜〜
分かってはいても、やっぱり見た目や使い勝手がいいものが欲しくなるのです、私^ ^;
やっぱりこのデザインやってる人が少ないのは、天板のところが使いづらいからですよねー。
そう、有効スペースが増えたことで、このタイプでも良かった、むしろ良く見かけるタイプより下段のデッドスペースもないのが良いかなあと思います。
DIYはオリジナリティ出したいからなんですよね〜〜
分かってはいても、やっぱり見た目や使い勝手がいいものが欲しくなるのです、私^ ^;
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