こんにちは。
naopion です。
更新が遅れがちですが、、、
今日は1月26日〜28日の2泊3日で行ってきたあさまの森のキャンプレポをしたいと思います。
1記事にまとめたので、ちょっと長くなります。
お時間ある時にお付き合いいただければ、幸いです。
この週はちょうど寒波が押し寄せて来た時で、東京にいてもただでさえ寒かったであろうそんな時にもかかわらず、長野県小諸市にあるあさまの森へ。
事前の天気予報では、最低気温マイナス12℃とのことでした。
が、結果、
最低気温マイナス13.5℃と予報を更に下回り、15センチは積雪していた中での、本格的な雪中キャンプとなりました。
起きたら積もっていたケースはありましたが、初めから雪景色の中と言うのは初めての経験で、ワクワク!
いざ、雪中キャンプへ!
アーリー10時のところ、9時にしていただき到着。
キャンプ場は一面の銀世界!
管理棟はオーナーさんのご自宅も兼ねた素敵な山小屋。もちろん暖房は薪ストーブですね。
こちらの管理棟でチェックインするのですが、今回は設営を先にして下さいとのこと。
なんと、この2泊とも貸切だそう!
まあ、この寒い中来る物好きはそうそういないのでしょうか。
我が家の冬幕アスガルドは19.6平米と大きいので、広々ダブルサイトを予約しました。
サイトは現地で知らされるのですが、ダブルサイトの中で管理棟から一番近いかっこう17。
(ダブルサイトのかっこう15も道を挟んだ向かいなので同じくらい管理棟から近いです。)
貸切だから好きなところに張って下さいと言われたものの、道が除雪されていたのはこのサイトまでだったので、サニタリー棟からも近いこの場所に決めました。
中央に見えるのが管理棟、右手にサニタリー棟です。
雪でなければ、奥まった場所にあるかっこう11(シングル)やかっこう8(ダブル)なんかも良かったのですが。
サイトは積雪したままなので、張るあたりを足で踏んで固める作業から。面倒ですが、これもまた楽しいです。
荷物を運搬中は車は横付けしましたが、
設営後は向かいのサイト15の駐車スペースに停めました。
レイアウト準備中はルルは外で待ってもらいます。
雪景色にアスガルド。やっぱり映えますね~!
暖房器具はもちろん薪ストーブとフジカのW体制
薪ストーブの下に耐熱シートの代わりにジョイントタイルを設置。扉手間までタイルを敷き、炭の落下を防ぎます。
見た目も理想に近づき満足^ ^
黒の耐熱シートは炭が落ちると汚れが目立ち汚らしいので何とかしたく、その問題も解消されました。(重いけどww)
積載の関係で、シャギーラグは諦め、コットンのエルパソラグを敷きました。
一番暖かい日中で、既に氷点下0度。
おかげで外は冷蔵庫。ビールは外で冷やします。
ヒーターアタッチメントでまずは幕内をあたため
お昼は超手抜きのカップラーメンですが、キャンプ場で食べるカップラーメンってなんでこんなにも美味しいのでしょう!
静寂に包まれて
寒さに慣れてないせいか、初日が一番寒く感じました。
見渡す限り一面の銀世界。
この世界に私たち2人と一匹。
静かです。ときが止まったかのよう。
静寂に包まれた非日常。なんて素晴らしい世界なんでしょう。
幕内から見る雪景色は格別です。
15時を回ると、陽がまだあるのにマイナス4℃になり、薪ストーブとフジカを点火。
ルルが離れません(笑)
おつまみにクリームチーズの仕込みしたり
まったり過ごします。
雪景色を見ていたいけど寒さに耐えかねクローズ。やはりマイナス5℃を超えると一気に寒さを感じます。
薪ストーブにフジカでヌクヌク。これがたまりませんね。
17時過ぎたころにはあっという間にマイナス9℃まで下がり、さらにヒーターアタッチメントを。
私はこの炎が引火しないかいつも不安なんですが、瞬時に温まるには最強のヒーターです。
落ち着けば大丈夫ですが、火が剥き出しなので、武井ストーブがいずれ欲しいです(笑)
誰もいない静かな夜。
が、親切に配置されたガイドランプがちょっと明るく…星空はあまり期待出来なそうです。
夕飯は寒いので鍋。鳥塩鍋にしました。
しかも、寒くて野菜を洗って切るという調理すら横着し、カット野菜セットを投入しただけ。
因みに…
今回2日とも煮込み料理の予定にもかかわらず、ダッチオーブンを忘れてしまうという致命的な失態!
ですが、幸い管理棟で借りることが出来て、事なきを得ました。
写真に写ってるのは借り物ダッチ。だからいつもよりデカイです。
いや、危なかった…
やっぱり鍋は温まりますね。
夜が更けていきます。
星空撮影部活動
深夜1時すぎ。月が沈み、マイナス2桁台の気温の中、ちょっとだけ部活動。
しかし、あまりの寒さに、テントの灯りを落とし忘れても戻る気力なく、、
また、トイレの灯りも明るくて、貸切だから消してしまうことも出来たのですが、寒くてその往復の動作はとても出来ませんでした。
しかも少し風も吹いていて、三脚が微妙に動いたのか、ピントが合わない、、、
寒すぎると寒いを通り越して痛いですねww
指先が全く感覚がなくなり、身の危険を感じました。
そんなコンディションでの撮影のため、
星空は思うように撮れず。
あっ、言い訳ばかりしてますが(笑)
こんなことではまだまだ修業が足りませんね。
こうして静かな夜はゆっくりと更けて行きました。
白銀の世界で
翌朝。
朝日が昇って来ました。
少しづつ気温も上昇。
とはいえまだまだマイナス11℃(笑)
幕内に置いたルルのお水は凍ってます。。
フジカを点火するなりルルはべったりです。
朝ごはんは昨夜の残りで簡単に。
腹ごしらえが済んだら、場内散策がてら雪中散歩に出かけました。
ふかふかの粉雪。
歩くときゅっきゅっと音がします。
ルルは家の近所の散歩だと、犬のくせに嫌がり雪を避けて歩くのですが、これだけ一面が雪だと雪の中を歩くしかなく、雪中散歩デビュー!
最初は嫌がって歩かなかったけど、段々と慣れてくれました。
小動物の足跡があちらこちらに。
雪景色はこうして野生動物の存在を身近に感じられてまた素敵ですね。
左がうさぎで、右はキツネかな?
雪景色の中のお散歩は本当に気持ちが良い。身も心も真っ白になる感じがします。
設備と近隣情報
あさまの森にはコテージもあり泊まれます。可愛いですね。
トイレも綺麗です。
炊事棟は写真撮り忘れましたが、お湯が出るそうです。そうです、というのは、実はこの日は水道管が破裂してしまい、ポットにお湯を用意して下さいました。
こうした配慮が嬉しいですね。
ひとしきり雪景色を堪能した後は、買い出しに出かけました。
あさまの森、こんなに自然に富んでいるのに、小諸市内に近いので、車で15分ほどの場所に、24時間の西友や、ホームセンターのコメリがあります。
コメリでは灯油も買えます。
我が家はコメリでは薪を買いました。広葉樹の薪があります。確か1束600円。
あさまの森でも広葉樹の薪は確か1束700円で買えるんですが、長くてフロンティアストーブプラスの蓋が閉まらないんですよね。
コメリで調達した薪なんですが、この薪に問題があったのか?!は定かではないのですが、この後大変な被害に。。。
買い出しを済ませたら温泉へ。
スキー場までの道のりのようなくねくね山道を登っていきます。
こちらはまた
源泉ブロガーぴのこさんのおススメの天狗温泉!
こちらもあさまの森から車で15分。
キャンプ場から3分のところにも別の温泉があるのですが、あのぴのこさんが敢えてそちらには行かないで、毎日通ったからには、やっぱり天狗温泉に行かないわけには行きません!
曇っていて良く見えませんが、、
褐色で、鉄の匂いがして、見るからに効きそうです。
やっぱり源泉って効きますね!入った瞬間声が漏れました(笑)
あまり長くは入っていられませんでした。
因みに白いタオルは茶色くなります、気をつけましょう。
それにしても、こんな大自然に囲まれ、自然をそのまま残したキャンプ場なのに、スーパーもホームセンターも源泉の温泉も近い、こんな素晴らしいキャンプ場、なかなかないのではないでしょうか。
何もしないことが幸せ
温泉から戻るとお腹が空いたので、マフィンを焼いて簡単にサンドイッチを。
そういえば、しばらくホットサンドやってないですね。あれ、結構時間かかりますしね。
この時間帯は一番暖かくて、最高気温は4.6℃。ですがそんな気温も1時間ほどのこと。
幕内は15度と適温なんですが、ルルはフジカにべったり離れません。
くっつき過ぎて火傷しそうなんですが(^_^;)
食後のまったりタイム
陽が傾き始めると途端に寒くなるので、薪ストーブ稼働です。
雪景色にもくもく煙突アスガルド。最高の景色
何もしない。何も考えない。
ただここに居ることだけを感じる。
この時間が最高の幸せ。
最後の夜は
今夜はビーフシチュー。
早めに夕飯の仕込みを始めます。
ある程度薪ストーブで熱したら、フジカでコトコト。
だんだんと陽が傾いてきました。
気温もまたマイナス7℃まであっという間に下がり
ランタンを準備して夜に備えます。
最後の夜に相応しいトワイライト。
見るもの全てが美しい。
ビーフシチュー、じっくり煮込んだのでお肉ホロホロ。
2日目の夜は曇っていて星は見えなかったので、ゆるキャンを見ながらまったり過ごします。
この夜、予想を上回る最低気温、マイナス13.5℃を記録し、寒くてかなり体力を奪われました。
トイレに夜中起きないよう祈りながら、
夜は早めに眠りにつきました。
凍てつく朝
翌朝。
5時過ぎ、まだ外気温はマイナス13.6℃。
6時半の時点でもまだマイナス13.5℃とほぼ変わらずでした。
残りの薪をくべ
ヒーターアタッチメントを点火して幕内を温め、
まずはシチューの残りとコーヒーで身体を中から温めます。
朝日が昇ってきましたがまだまだ寒く
全てが凍てついたまま
朝食は赤鯛の開きで和定食。
食事が済むと、名残惜しいですが撤収の準備。
これで炭を運びます。
ルルは待機
撤収作業をしていると、撮影をさせて下さいと管理人さんからお声がけいただき、
あさまの森のブログに載せていただきました^^;
良かったら見てみて下さいww
あさまの森をチェックアウトした後はまた、天狗温泉に行き、温まりました。やみつきです。
小諸といえばお蕎麦ですね。
ってことで、帰りは草笛でがっつりお蕎麦を食べ、帰路につきました。
今回は、積雪した上に設営した本格的な雪中キャンプで
かつ、マイナス13.5℃という、我が家が経験した中では過去最高の寒さ。
ですが、
寝具はモンベルのアルパイン ダウンハガー650 #0+ブランケット+ダウンジャケット&ダウンパンツ(私)
ダウンハガー650 #3&ナンガのSTD300(夫)で、快適に眠れました。
暖房器具は、薪ストにフジカにヒーターアタッチメント。
ただ、薪ストーブは、、
燃焼させ過ぎたのか?
薪が十分に乾燥していなかったのか?
今シーズン最後にして穴を10個以上空けてしまうと言う失敗を。。すごいショックです。これは今後の課題ですね…。
初めて訪問したあさまの森オートキャンプ場。
大自然をそのまま残した、大人な雰囲気のキャンプ場でありながら、小諸ICからのアクセスも良く、近隣には源泉を楽しめる温泉に、ホームセンターや、24時間スーパーもあるという絶妙なロケーション。
雰囲気も良く、オーナーさんも親切で、とても気に入りました。また、周辺施設も申し分なく、通年利用出来るキャンプ場。
是非また訪れたいと思います。
そして、この冬最後のキャンプに相応しい、最高に充実したキャンプとなりました。
その場所にあさまの森を選んで良かったと心から思います。
素敵な思い出がまた一つ、心に刻まれました。
そして、早くまた、次のキャンプに行けますように。。
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